ブログを書こうと思ったきっかけ
先日、ブログを書こうと思うきっかけになる出来事がありました。
私には1歳を過ぎた子供がいます。最近私や夫の言葉をなんでもマネするようになりました。その中でも「いいなぁ」という言葉をよく発しています。
そんな子供の発言から、それが自分自身の口癖であることに気づきました。
テレビで見る美味しそうな食べ物、海外の美しい街並み。インスタやTwitterで見かけた画面越しでしか知らない人の優雅な生活・・・
自分の生活に満足できず、他人のことを羨む自分がいることに気づかされました。
ある夜、夫に「そんなに『いいなぁ』ってよく思えるよね。俺はあんまりそういうのない。」
夫はあまり欲がありません。反対に私は、あれもいいな、これもいいな、こんな生活いいな、どうして自分は・・・と悲観することが多いです。心が満たされていないと感じるのです。
このコロナ禍でも何不自由なく暮らせて、かわいい子供にも恵まれて、なのにどうして自分は満たされないのだろうと考えたときに、自分の「人生の基盤」が脆弱なのだと思いました。
私の思う人生の基盤は愛情です。両親からの愛情。家族の愛情。私にはそれがきっと足りていないのだと思います。
夫の家族はとても仲がいいです。5人家族でライングループを作って毎日のように連絡をとっています。私にはそれが羨ましくもあり、正直憎らしく感じることもあります。ひどい嫁です。
夫は悪気があってそんなことを言ったわけではないと思います。おそらく夫には私の気持ちは理解できないでしょう。20年も前のことずっと引きずっていて、それが今にも響いているだなんて・・・
人生の基盤の脆弱さに気づいた私は、同時にあることにも気づきました。
この問題を解決せずには、いくら幸せな出来事を重ねても上手に積み上がらない。いつか崩れてしまう、と。
ブログを書いたところで、親の愛情にもう一度触れられるわけではありません。心のモヤモヤが完全に晴れるかもわかりません。でも今まで20年間、自分の気持ちを塞いできて何も好転しなかったことを考えると、何か行動したほうがいいような気がするのです。
そんなでブログを書いてみようと思ったわけです。
次は自身の生い立ちについて書こうと思います。