両親の離婚を20年引きずってる人の話

両親の離婚を未だ引きずる20代

生い立ち①~7歳で両親が離婚するまで

私の家族は父、母、2歳上の兄の4人家族でした。

父方の祖母が衣食は別でしたが同居していました。

 

生活は裕福な方だったと思います。家にトイレが3つあった。そこ?( ´∀` )

よくいろんなところに連れて行ってくれました。印象深いのは、都内の博物館にミイラを見に行ったこと。かいけつゾロリの作者、原ゆたかさんにサインをもらいにいったこと。ポケモンセンター(まだビルとビルの間にぽつんとあった時代)にもよく行きました。おもちゃもたくさんあった。画家に絵を習いに行っていたこともありました。

父とはよく外で野球をして遊びました。怒ると怖かったですが、大好きでした。

 

あのまま4人家族でいられたら、今どんな自分になっていたかなと度々思います。

 

幼かったので、記憶はあいまいですが、だんだん両親の喧嘩が増えていきました。ここでは割愛しますが、喧嘩の一瞬一瞬って結構覚えているんですよね。両親の険悪な雰囲気とか。子供ながらにいろいろ察していたんだと思います。

 

そして、小学1年生のある日、兄と二人で両親から話があると呼ばれました。

「お父さんとお母さん、別々に暮らすことになるけど、どっちと暮らしたい?」

兄とおいおい泣きました。そんなの選べるわけないじゃんね。

今思い出しても切ない、、、6歳の子供には重すぎる話です。

 

小1の終わりに、近くのアパートに母と兄と移ることになりました。引っ越しの日、「じゃあね」と母が父に言ったとき、「ああ」と不機嫌そうに父は返事をしました。

 

私は転校はせず、元の家の前を通って登校するようになりました。毎朝父が家の前で待っていて送り出してくれるのが嬉しかったです。

 

3人暮らしはそれはそれで楽しかったです。母は大変だったかもしれませんが。

 

小2の秋頃か冬頃、突然習い事の先生が家に来る、と母が言いました。(何の習い事かはここでは伏せておきます)意味がよくわかりませんでした。その先生は私にとって怖い存在だったので、嫌で嫌でたまりませんでした。この人が後に養父になるのですが、、、